ヨーロッパ バックパッカーの1ヶ月日記

1/20〜2/22/2018 パリ-モンサンミッシェル -ブリュッセル-ゲント-ブルージュ-アムステルダム-ケルン-バルセロナ-ヴェネツィア-フィレンツェ-ローマ 📸insta account: https://www.instagram.com/takuyabav/

1つ書き留めておきたいこと

1つ、ここに書き留めておきたいことがあったので残しておく。

 

自分の残したメモには残っているが、それをだれかが見ることはない。

 

ただ、これは知る(誰もが知っているのかもしれないが、誰も知らないのかもしれない)に値する、いや知らない限り、その人の生きた意味や跡を残すことはないかもしれないことだ。

 

それは、ピカソもダビンチもガウディもヘミングウェイも、歴史に名を残した偉大だと言われる人物たちはみな、1つの例外もなく、創造者であったということだ。

 

何かを創り出した、何かを生み出した、何かを初めて確立した、何かをゼロから創った、創造したということ。

 

それだけは書き留めておきたかった。

 

いつかみる(みないかも)知れない書き留め。

1ヶ月旅の1ヶ月後

偉人、芸術、歴史、町並み、文化、気候、食事、いろいろ追いかけて自由にやった。

 

一日中ピカソやダビンチの残した芸術や彼らが見た景色を探して周る日もあれば、首からカメラをぶら下げて誰もいない山道を散歩をしている日もあり、節約のために一日の食事を生ハムとバゲットだけで済ませた日があれば、その晩に宿で出会った人とコース料理を食べながら人生がどうあるべきかを語った日もあった。

 

1ヶ月がたった今でも、アムステルダム中心街の賑やかな通り沿い近くに借りた、ホステルの狭いベッドを思い浮かべれば、裏の古い教会の鐘の音が頭のなかで聞こえてくるし、雪で覆われたグラナダの山肌をアルハンブラ宮殿から遠く見上げたときを思い出せば、岩山から白い家々の隙間を通り抜けて流れてきた風が、汗をかいた頬に当たって冷たかった感覚が共によみがえる。

 

特に人と話すわけでもなく、ネットがつながらないからiPhoneも開かず、本も雑誌も読まず、ただ歴史や偉人について思いをはせながら石畳を歩いた日々は、孤独で寂しかったけれど、感動や発見で溢れていた。

 

マラガの美術館でピカソが14歳のときに描いたと言われる絵画をみて「天才だ!!!」と思ったときの衝撃や、グラナダの裏山で一人で歩いていたときに見つけた小さな白い花の美しさは、痛みや懐いを伴って入れ墨のように心に鮮明に残っている。

 

たくさんのメモと思い出。僕にしかわからない感動や記憶。大切にしようと思う。

バルセロナ 最後の食事での出会い

「後悔のない道を!」

 

バルセロナで、今はショッピングモールになっている昔は闘技場であった場所のレストランで、偶然隣同士になったTさんとの別れの際に投げられた言葉。

 

そうだ。

 

「後悔のない道を行く」

 

これこそが僕がこれまでずっと心がけてきた、最も優先度を高くして持ってきた判断軸であり、最も頼れる又は頼るべき考え方、今の僕を作り上げてきた考え方だ。

 

Tさんほど特異な経験や運を持つ人と会うのは久しぶりだった。

 

彼は日系の証券会社のロンドン支部に勤め、大学は東京の一流大出身だが、トルコ語専攻、フィンランドの大学に留学など、彼のこれまでの経験は特殊な外国経験を持つ日本人に少なからず会ってきた僕も驚かされるものだった。

 

初対面にも関わらず、沢山の質問をしてしまったが、彼はどの質問にも自分の考えを明確に解いてくれた。

 

それは彼自身の中に、そういった誰にも似ていない、自分なりの目標への道筋を見つけてきた経験と思考回路があるからこそ答えられるのであると思う。

 

「後悔のない道」とは今の僕にとって何か。

 

毎日の朝ごはん、服、目的地、1ヶ月後の計画など、人は毎日数百回もの選択を繰り返す。

 

その中で後悔のない決定をしていくことが、今も、そしてこれからも自分がしていくべき考え方なのだと改めて気づかされた、非常に貴重でありがたい話をさせていただいた、バルセロナの最後の晩餐だった。

バルセロナに来て思ったことを少し。

バルセロナでは観光客が非常に多く、スペイン語を話している人が多いため、スペイン国内からの旅行者も非常に多いなと感じます。

 

現地の人から聞いた話で面白い話が、スペインはどこの都市もそれぞれ方言や発音の違いがあり、バルセロナ(カタルーニャ地方)、マドリードバレンシアトスカーナ地方、それぞれ違った言葉を話すそうです。

 

カタルーニャのスペインからの独立という話が最近よく出ていますが、外国人である自分からは一見、このバルセロナもほかのスペイン都市と比べて大きな違いはみられなくとも、こちらに住む人々にとっては心の中で、自分たちはスペイン人ではないという考え方を持っていることが少し不思議な感じがします。

 

日本ではそういった、日本国から独立したいという地方はあまり聞いたことがありませんが、自分たちの地域文化に誇りを持って独立の方向に進もうとするバルセロナの人々は、昔戦争で大国を作ったスペインの時代と変わらず「自分たちの国」を作ろうとする思いが強いので、これからの時代グローバリズムが主張されている中でも、顕著に自分たちの文化を誇示し続けられるのではないかなと思います。

 

日本もそうやってグローバリズムを受け入れながらも、自国の文化を主張し誇示できる考え方が広がるといいなと思いました。

ライアンエアー マジで空のバス!(搭乗はこれ以上なく簡単)

ライアンエアー

 

散々

バックパックの重さやら

チケット印刷やら

オンラインチェックインやら

ビザチェックやら

 

調べまくって準備したけど

 

結局こんだけかいッッ!!!!笑笑

 

結果から話すと

 

重量計測も

ビザチェックインも

チケットのコピーも

 

必要ありませんでした!!!😠w

 

日本人国籍

アムステルダム空港

ローシーズン

 

とかの要因が重なったからなのかどうかは知らないけど、

 

おかげで何の追加料金も払わず

4000円くらいで3時間くらいのフライト乗れました。

 

今回、アムステルダムから南スペインのマラガまで行くことできます。

 

空港の手続きはホントに

 

バス乗るみたいな感じ。

 

なんならバスより100倍簡単だったわ。

(ブリュッセルでバス乗るのに色々あったからね…笑)

 

じゃあ何が起こったか話すね。

 

事前に色々調べた結果

 

ライアンエアーはビザチェックインいるから早めに空港いっとけよ!」

 

ってゆうのが結論だったので、

19:25発のフライトなんだけど

空港に16:30ごろ到着。

 

「流石にビザチェックインとは言えども、まあ2時間あれば余裕だろー」

 

とか思ってたんだけど

 

ライアンエアーのカウンターいくじゃん。

 

お姉さんに「Hi.」ってゆうじゃん。

 

「あなた国籍なに?日本人?じゃもう入っていいよ」

 

 

That’s it!!! 

以上!!!!

 

気張って印刷したチケット出してない!

 

パスポート出すためにセキュリティバッグのチャック触ってない!!

 

いやてかそもそも肩からバックパック下ろしてない!!!

 

“Japanse.”

 

俺が言ったこの一言だけ!!!!!!!

 

ネット見てさんざんビビってたのに!!(笑)

 

てかこんなチェックインの仕方あるの!?

 

ライアンエアー

「航空界のバス会社を目指す」とか言ってるの見たけど(たしかライアンエア)

 

いやホントにバス。

 

てことで、

安く、バス乗るみたいに空の便でヨーロッパ回りたいなってゆうあなたがすればいいのは

 

1. チケット購入

2. ライアンエアーのアプリを取る

3. 5日前になったらオンラインチェックイン

4. アプリでチケット用意

 

一個ずつ説明すると

 

1. チケット購入

 

チケット調べと購入は、SkyscannerかGoeuroがいいと思う。

 

チケット購入時や購入後に色々追加で購入できるけど何もしなくていいです。

 

荷物はバックパック(10kg以下)と小さい手荷物でOK。

 

バックパックは預け荷物になるので、貴重品と壊れやすいものはなるべく入れない方がいい。

 

2. ライアンエアーのアプリを取る

 

アプリからチケット購入と、Eチケットの保存ができます。

 

アプリでQRコードが出せればフライトには乗れるので、印刷しなくてもアプリのEチケでOK。

 

3. 5日前になったらオンラインチェックイン

 

5日以上前にチェックインしたり、搭乗2時間前までにチェックインできてないと追加料金かかるので、5日前になったらオンラインチェックイン。

 

「あなたのフライトの5日前だよ。オンラインチェックインしてね。」

 

とメールで教えてくれる設定ができるので、それをしておくと便利です。

 

4. アプリでチケット用意

 

2番の説明で言ってるけど、アプリでEチケットが表示されるようにしときましょう。

 

 

最終的に

アプリのEチケと

パスポートがあれば飛行機には乗れます。

 

OKですか??

 

ビザチェックインやら、重量過多の追加料金やら、オンラインチェックインやら、、

 

そんな難しくないし!

いやむしろ簡単すぎたし!

 

てか他に時間使えたし!!

(大好きになったユトレヒトもうちょっと回れたのに...)

 

だから、これ読んでくれてる皆さんは

シンプルに

 

チケット取って、預け荷物10kg以下に抑えて、Eチケ準備すればいいです。

 

これをよんだ皆さんは有意義に旅を楽しんでくださいね🙄🙄

ユトレヒト 1泊2日で評価、星いくつかって?

Amsterdam Schipol空港発の

Spain Malaga行きのフライトの

Ryan Air 28Bの席で

これを書いてるなう。

 

今日はユトレヒトに1泊2日で滞在した。

 

人はめちゃくちゃ優しいし、食も宿泊もこれまでで一番よかった、建物も歴史も面白くて、空港からもアムステルダムからも遠くない。

 

総合評価ではアムステルダムを超えるかも…。

 

まず、ついてすぐにユトレヒト中央駅にくっついてるモールのデカさに驚いたし、

駅から出たら街も綺麗。

 

アムステルダムよりクリーン!

ゴミは少ないし車通りも激しくないし、マリファナとタバコの匂いもない!!

 

そして近くに大学があるだけあって若い人が多い。

(そういえば街の雰囲気、リール(同じく学生街)に似てたかも。)

 

そんで、何より宿がよかった!!

めちゃくちゃ良い、なんだったのあそこ。

レベル高すぎ。

 

もともとはアムステルダムでもう一泊するか、ユトレヒト行くかで考えて、

「同じとこいてもしょうがないな」

と思ったのと、直前だとユトレヒトの宿の方が安かったんだよね。(マイナス€5くらい)

(アムステルダムは一泊1400で泊まったんだけど、直前だと€30くらい(たしか)。ユトレヒトは€25くらいだった。)

 

だからアムステルダムからの移動費考えれば、

 

ユトレヒト行くのも悪くないかも」

 

とか思ってたくらいの軽い気持ちでユトレヒト来たんだけども。

 

アムステルダムの最終日に夜にユトレヒトのこと調べてて

 

「ホントにやることあんのかぁ?ココ。」

 

とかめちゃくちゃナメてたのに。

 

ユトレヒト

星4.8!!!

 

正直、引いた0.2は2泊以上はしないな、という印象だから。

 

「やることでいっぱいすぎる!サイコー!」

 

って感じではなく

 

「一泊して落ち着いてゆっくり食事、街並み、歴史、人、文化、雰囲気を楽しみたいなぁ。」

 

という気分の人にはサイコーだと思う。

そして何よりアムステルダムに比べて値段も安く済むし。

 

(アムステルダムは食べ歩きの店がそこら中にあって、食に散財してしまうから注意。我慢強くない人は一日お腹いっぱいだと思う。)

 

宿の話に戻るけど、

 

今回泊まった宿の詳細は自分で見てもらうとして(笑)、

 

今回のホステルの良かった点

1. 値段安くて

2. 名物のミッフィもデザインに入ってて可愛かったし

3. レストランとかカフェもレセプションのところにあって

4. チェックインでドリンク半額券もらえて、

5. セキュリティもしっかりしてて

6. ベッドも気持ちいいし綺麗で

7. 部屋はめちゃくちゃ清潔で

8. ドミトリーだけどある程度プライベートも守られてて

9. 外めっちゃ寒かったけど部屋はあったかくて、

10. スーパーが徒歩3分のとこにあって

11. WiFiログインにパスワードいらないのに繋がり早くて

12. 朝のコーヒーも美味しくて

13. 部屋からの景色も悪くなくて

14. 駅からも徒歩10分で

15. レストランはかなり賑わってても部屋は静かで

16. コンセントとライトもベッドごとについてて

17. 天井高いから2段ベッドでも全く窮屈じゃなくて

18. ベッドは広くて熟睡できるし

19. 匂いも全くなくて気にならないし

20. シャワーとトイレは別でそれぞれすごい綺麗にしてあったし

21. メインストリートに徒歩3分で近くて

 

23. そして何よりスタッフの人たちのサービスがマジで最高だった!!

 

いや無限に出て来ると思うけど、ホントにオススメ。

 

一泊したんだけど、ついた日の夜は何もしなくてベッドで他ごとして。

 

朝から

「今日は何しようか!」

って決めまってなかったんだよねー。

 

それでチェックアウトして

半額券でコーヒーもらった時に

 

「どこかオススメとかありませんか」

ってコーヒー入れてくれたお姉さん(メチャクチャ綺麗)に聞いたら

 

「良い場所とか知ってるんだけど、どこでチケット取れば良いとか値段とかはわからないの。あの人がよく知ってるから私じゃなくてあの人に聞くと良いよ😊」

って教えたて、

 

やべーめっちゃ優しいじゃんってなったんだけど、彼女のサービスは俺の期待を大いに超えてきた。

 

なんと、コーヒーを飲んでる間に、僕が飲んでるテーブルにその詳しい人を呼んでくれたのだ。(な、なんてできる子なんだ…!)

(他のホステルではあり得ない(笑) たぶん50軒くらいホステル泊まったことあるので大体わかる)

 

そして案内してくれる人もめちゃくちゃいい人!!

 

俺が

 

アムステルダムでは街を一日中歩いても飽きなかったんです。ここでも歩いて回りたいなと思ってます。」

 

っていったらルートを教えてくれたんだけど、

そのルートがまたいいとこ取りなのね!!

 

(てかユトレヒトって一日中あれば徒歩で街を一周できちゃうから、街を回るなら自転車より徒歩がいいと思う)

 

今日はその人に勧めてもらった通りのルートを行ったけど、要所抑えれたし、半日しか回ってないのにある程度土地勘もついて、ホントに良かった。

 

宿のことで語るのに興奮しすぎて無茶苦茶長くなっちゃったけど、

 

ご飯は近くのスーパーで買ってもいいし、近くのHEMAというところで食べるといいと思う。

 

HEMAでは、高くて€3.5でオランダ料理とかパスタとかサンドイッチとか食べれるし、朝10時まではモーニングで、クロワッサンとコーヒーのセット €2で食べれるんだって(近くに座ったおばあさんが教えてくれた)!!

 

今日は朝にスーパーでパン2個と水(€2.5)、昼はHEMAでStamppot(€3.5)というオランダの郷土料理を食べた。お腹いっぱいだし、美味しいからホントに満足。

 

だからオランダの物価高いってゆう人は、高いところで食べるから高いだけなんだよ。

 

うまくやれば安いところでも美味しい料理はたくさんあるよ。(今回の旅での発見)

 

そしてユトレヒトは、人がいい!!

 

すれ違う時は、みんなニコッ😊としてくれるし、パリみたいに意地悪もしてこない。サービスがいい。

 

(道端の知らない人も、ホステルのスタッフも、レストランとかアパレル、いろんなところで同じこと思った)

 

同じ国でも街によってこんなに人って違うんだなと思った。

 

そしてユトレヒトは街の雰囲気も可愛い!!

 

街の中心街では(今回は土曜)めちゃくちゃ賑わってて、(東京みたいに人とぶつかるとかはない) 至る所で音楽が流れてる。

 

それでも中心街でもゴミは少ないし、観光客も少ないから本物のオランダを味わえる!

 

そして中心街を出るとすぐに青い芝と木々のある公園が至る所にあって、貝殻でできた小道を、お利口な犬たちと散歩してる人たち。

 

歴史を感じる運河に楽しそうに浮かぶ鳥たちを眺めながら、小鳥のさえずりを聞いてゆっくり自然を満喫できる。

 

石畳の道にあたってコツコツなる鳴る自分の足音を聞きながら、かわいく並ぶオランダの家々を眺めることができる。

 

そしてユトレヒトではオランダのように自転車にベルを鳴らされる心配もない。

 

(アムステルダムでは、チャリのおば様が人混みの激しい小道に入ってきて、ぶつかりそうになって “Oh! Jezus...!!!” とか言われてるのをよく見かけた)

 

が、ユトレヒトではその心配も全くない。

 

人がいいのと、そもそもチャリが少ない。

だからチャリも人混みに入ってこない。

 

あーダメだ(笑)

このブログ終わる気しないわ(笑)

 

もうユトレヒトが気に入りすぎて指が止まらん(笑)

ユトレヒト愛がヤバス。

 

あ、でも最後にいわせて。

 

ユトレヒト、星イツツッッッ!!」

 

ということで、

今晩からはスペインのMalaga。

 

スペインはどんな街かな。

 

やべー急にワクドキしてきた。😳😳😳

 

 

 

 

アムステルダム 最終日

今日はアムステルダムの最後の日だった。

 

朝起きて昨日出会った中国人の彼におはようと言って、シャワーの準備を始める。

 

シャワーを浴びながら昨日あったことを思い出していた。

 

10人くらいのスコティッシュやイングリッシュたちが部屋にドカドカとやってきて歌ったり酒を飲んで騒いだりしてた。

 

俺はそこに参加しなかったんだけども、周りのバックパッカーたちはそこに集まっていた。

 

なぜそこに参加しなかったかというと、

「バーに飲みに行くから来いよ!」という誘いだったからだ。

 

自分は、その夜がアムステルダム最後の夜で、あまり騒いで次の日を寝て過ごすのは嫌だなと思ったからだ。

 

(案の定、彼らは朝の3時くらいに寝静まったドミトリーにドカドカ入ってきて大声で話しながら帰ってきた。) (ホステルの共同ドミトリーは基本、夜1時から朝9時くらいまでは足音も消して動くのがマナー。)

 

迷惑なやつらだなと思ったけど、

彼らが11時くらいに外に出て行ってから、残ったオーストリア人とイタリア人の彼ら二人と話していた。

 

彼ら二人はテーブルにタバコの中身のようなものを出して、薄い白い紙に包んでた。

「それはなに?」と聞くと

マリファナだよ!」と。

 

カナダ留学中にマリファナの匂いは何度か嗅いだことがあったし、アムステルダムでは道でよくマリファナの匂いが漂っているんだが、それを目の前で見たのは初めてだった。

 

「君は吸うのか?」

 

彼らが聞いてきたので

 

「いや、タバコも吸ったことない。」

 

と答えると

 

「じゃあ吸ってみろよ」と。

 

彼らは二人とも初対面だったけど、信頼できそうな人たちだった。話していればわかる。

 

「大丈夫、マリファナは気持ちいいだけだよ。タバコは吸っちゃダメだけどな。」

と言われたので、

 

大麻も売春も合法アムステルダムに来て

なにも経験せずに変えるのはやだなと思い

「じゃあ」と二人と一緒にパラパラと雨の降る外に出た。

 

「寒いなーー。」と二人は言っていたが、

自分は風呂上がりだったのと、寒いのには慣れているのでヒートテックとボアの2枚で外に出た。

 

と、さっそく、

イタリア人の彼がさきほど作っていたマリファナに目の前で火をつけ、つい始めた。

 

一口スパーっと吸ってから

「はい」と差し出して来た。

 

「え、もう吸うの?(笑)」と驚いたけど

心の準備を整えて、

 

彼に言われた通り、まず口に含んでから、スーッと肺に入れ、フーッと吐き出す。(そのままだ)

 

やってみると、気管支のあたりがクーッと変な感触になって、ドキドキしながらフーッと煙を吐いた。

 

それから彼と交互に一口ずつ吸わせてもらい、5口程吸った。

 

その都度彼らが

「感じはどうだ?」とニコニコしながら聞いてくれるのだが

 

…なにも感じない。

 

最後の一口だけは、葉が固まっているからか濃く感じたので、その直後は足元がフラフラした。だが、それだけだった。

 

自分は効き目のないタイプの人間なのかもしれない。

 

とそんなことを思い出しながらシャワーを浴びて、パッキングの用意。

 

バックパックに全てを詰め、

昨日借りたレンタルバイクで午前中は市外の遠く遠く、行けるところまで行く。

 

バックパックを預け、航空券のコピーを取ってもらい(黒人のレセプションの人が非常に面白かった)、自転車を取り、いつものスーパーでソーセージパイ2個入りとワッフル2個入り(←うまかった)を買って、1個ずつ食べ、自転車を漕ぎだす。

 

少なくともVondel Parkはサイクリングしたいと思っていたんだけど、やっぱり自転車だとすぐに着いた。

 

綺麗だった。

 

そのあと美術館や街をチャリチャリまわりまくって、13:30(13:40返却期限)に名残惜しくも愛チャリ返却し、引き続き17時まで散歩。

 

アムステルダムは散歩しているだけで楽しい。

 

最後の日だったので、4日間ずっと我慢していたフリッツを食った!(ついに。)

 

それと、€1アイスも。

(ほとんどホイップクリームだった)

 

いい日だった…。😙😌☺️

 

アムステルダムにはもう一回きたい。

 

いまはユトレヒトのホステルのベッドでヌクヌクしながら、いまからなにをしようか考えている。(チェックイン時にドリンクの半額券をもらったから、それを使ってビールを飲もうか考えている。)