ヨーロッパ バックパッカーの1ヶ月日記

1/20〜2/22/2018 パリ-モンサンミッシェル -ブリュッセル-ゲント-ブルージュ-アムステルダム-ケルン-バルセロナ-ヴェネツィア-フィレンツェ-ローマ 📸insta account: https://www.instagram.com/takuyabav/

バルセロナ 最後の食事での出会い

「後悔のない道を!」

 

バルセロナで、今はショッピングモールになっている昔は闘技場であった場所のレストランで、偶然隣同士になったTさんとの別れの際に投げられた言葉。

 

そうだ。

 

「後悔のない道を行く」

 

これこそが僕がこれまでずっと心がけてきた、最も優先度を高くして持ってきた判断軸であり、最も頼れる又は頼るべき考え方、今の僕を作り上げてきた考え方だ。

 

Tさんほど特異な経験や運を持つ人と会うのは久しぶりだった。

 

彼は日系の証券会社のロンドン支部に勤め、大学は東京の一流大出身だが、トルコ語専攻、フィンランドの大学に留学など、彼のこれまでの経験は特殊な外国経験を持つ日本人に少なからず会ってきた僕も驚かされるものだった。

 

初対面にも関わらず、沢山の質問をしてしまったが、彼はどの質問にも自分の考えを明確に解いてくれた。

 

それは彼自身の中に、そういった誰にも似ていない、自分なりの目標への道筋を見つけてきた経験と思考回路があるからこそ答えられるのであると思う。

 

「後悔のない道」とは今の僕にとって何か。

 

毎日の朝ごはん、服、目的地、1ヶ月後の計画など、人は毎日数百回もの選択を繰り返す。

 

その中で後悔のない決定をしていくことが、今も、そしてこれからも自分がしていくべき考え方なのだと改めて気づかされた、非常に貴重でありがたい話をさせていただいた、バルセロナの最後の晩餐だった。