アムステルダム 最終日
今日はアムステルダムの最後の日だった。
朝起きて昨日出会った中国人の彼におはようと言って、シャワーの準備を始める。
シャワーを浴びながら昨日あったことを思い出していた。
10人くらいのスコティッシュやイングリッシュたちが部屋にドカドカとやってきて歌ったり酒を飲んで騒いだりしてた。
俺はそこに参加しなかったんだけども、周りのバックパッカーたちはそこに集まっていた。
なぜそこに参加しなかったかというと、
「バーに飲みに行くから来いよ!」という誘いだったからだ。
自分は、その夜がアムステルダム最後の夜で、あまり騒いで次の日を寝て過ごすのは嫌だなと思ったからだ。
(案の定、彼らは朝の3時くらいに寝静まったドミトリーにドカドカ入ってきて大声で話しながら帰ってきた。) (ホステルの共同ドミトリーは基本、夜1時から朝9時くらいまでは足音も消して動くのがマナー。)
迷惑なやつらだなと思ったけど、
彼らが11時くらいに外に出て行ってから、残ったオーストリア人とイタリア人の彼ら二人と話していた。
彼ら二人はテーブルにタバコの中身のようなものを出して、薄い白い紙に包んでた。
「それはなに?」と聞くと
「マリファナだよ!」と。
カナダ留学中にマリファナの匂いは何度か嗅いだことがあったし、アムステルダムでは道でよくマリファナの匂いが漂っているんだが、それを目の前で見たのは初めてだった。
「君は吸うのか?」
彼らが聞いてきたので
「いや、タバコも吸ったことない。」
と答えると
「じゃあ吸ってみろよ」と。
彼らは二人とも初対面だったけど、信頼できそうな人たちだった。話していればわかる。
「大丈夫、マリファナは気持ちいいだけだよ。タバコは吸っちゃダメだけどな。」
と言われたので、
なにも経験せずに変えるのはやだなと思い
「じゃあ」と二人と一緒にパラパラと雨の降る外に出た。
「寒いなーー。」と二人は言っていたが、
自分は風呂上がりだったのと、寒いのには慣れているのでヒートテックとボアの2枚で外に出た。
と、さっそく、
イタリア人の彼がさきほど作っていたマリファナに目の前で火をつけ、つい始めた。
一口スパーっと吸ってから
「はい」と差し出して来た。
「え、もう吸うの?(笑)」と驚いたけど
心の準備を整えて、
彼に言われた通り、まず口に含んでから、スーッと肺に入れ、フーッと吐き出す。(そのままだ)
やってみると、気管支のあたりがクーッと変な感触になって、ドキドキしながらフーッと煙を吐いた。
それから彼と交互に一口ずつ吸わせてもらい、5口程吸った。
その都度彼らが
「感じはどうだ?」とニコニコしながら聞いてくれるのだが
…なにも感じない。
最後の一口だけは、葉が固まっているからか濃く感じたので、その直後は足元がフラフラした。だが、それだけだった。
自分は効き目のないタイプの人間なのかもしれない。
とそんなことを思い出しながらシャワーを浴びて、パッキングの用意。
バックパックに全てを詰め、
昨日借りたレンタルバイクで午前中は市外の遠く遠く、行けるところまで行く。
バックパックを預け、航空券のコピーを取ってもらい(黒人のレセプションの人が非常に面白かった)、自転車を取り、いつものスーパーでソーセージパイ2個入りとワッフル2個入り(←うまかった)を買って、1個ずつ食べ、自転車を漕ぎだす。
少なくともVondel Parkはサイクリングしたいと思っていたんだけど、やっぱり自転車だとすぐに着いた。
綺麗だった。
そのあと美術館や街をチャリチャリまわりまくって、13:30(13:40返却期限)に名残惜しくも愛チャリ返却し、引き続き17時まで散歩。
アムステルダムは散歩しているだけで楽しい。
最後の日だったので、4日間ずっと我慢していたフリッツを食った!(ついに。)
それと、€1アイスも。
(ほとんどホイップクリームだった)
いい日だった…。😙😌☺️
アムステルダムにはもう一回きたい。
いまはユトレヒトのホステルのベッドでヌクヌクしながら、いまからなにをしようか考えている。(チェックイン時にドリンクの半額券をもらったから、それを使ってビールを飲もうか考えている。)